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多感様式 たかんようしきEmpfindsamkeit

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

多感様式
たかんようしき
Empfindsamkeit

18世紀なかば頃から 1770年代にかけてドイツを中心に風靡した音楽様式。ほぼ同時代のラテン系諸国の軽快華麗なギャラント・スタイルに対して,主観的,感傷的な気分の流露と英雄的な気分の交替を特徴とする。代表者はバッハの息子たちであるウィルヘルム・フリーデマン,カルル・フィリップ・エマヌエルやショーベルトら。

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世界大百科事典内の多感様式の言及

【ロココ音楽】より

…ロココは本来美術史・建築史上の様式概念であるが,音楽史でも18世紀初頭から1770年代にかけての,後期バロックから前古典派におけるフランスおよびドイツを中心とする一様式を指す。艶美様式(ギャラント・スタイル)やドイツの多感様式もこれに含まれる。ロココ様式の特徴としては,比較的簡潔な和声,歌謡性と断片動機の反復に富む旋律法,概して小規模な形式,狭い範囲における対比が強調される強弱法,豊かで変化に富む装飾法などが挙げられる。…

※「多感様式」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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