多治井村(読み)たじいむら

日本歴史地名大系 「多治井村」の解説

多治井村
たじいむら

[現在地名]美原町多治井

丹南郡に属し、丹上たんじよう村の南にある。東除ひがしよけ川左岸に展開し、河岸段丘部以外は平坦地。「新撰姓氏録」(河内国神別)にみえる丹比連の本拠地とされる。元亨元年(一三二一)九月二八日の後伏見上皇院宣(中村直勝氏蒐集古文書)に「蓮華王院領河内国徳泉寺庄領家職一分并預所定使職等」とみえる徳泉寺とくせんじ庄は、当地および丹上辺りにあった庄園と考えられる。

文禄三年(一五九四)一二月二日の北条氏規宛の豊臣秀吉知行目録(北条家文書)によると「たちい村」六九五石余が氏規領。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

一度利用した製品を捨てずにそのまま再使用すること。ごみの削減に重要だとされる「3R」の一つで、衣類・服飾品や家電などさまざまな品目が取り扱われている。リユース商品の専門店やイベント、フリーマーケット...

リユースの用語解説を読む