多田五郎右衛門(読み)ただ ごろうえもん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「多田五郎右衛門」の解説

多田五郎右衛門 ただ-ごろうえもん

?-? 江戸時代前期の捕鯨家。
多田吉左衛門の父。土佐高知藩主山内康豊の命で安芸郡(あきぐん)津呂海防にあたる。部下をやしなうため突き取り法による捕鯨をはじめた。寛永5年(1628)には捕鯨で200人をやしなえるまでになり,土佐捕鯨の元祖とされる。名は義平。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の多田五郎右衛門の言及

【土佐国】より

…加工面では宇佐の播磨屋佐之助,中浜の山崎儀右衛門らが鰹節の改良と積出しにつとめ,江戸,上方で土佐節の名声を高めた。捕鯨業は近世初頭,安芸郡津呂(現,室戸市)の多田五郎右衛門が始めた。尾張から尾池四郎右衛門が来国して従事したこともあったが長続きせず,寛文年間(1661‐73)多田吉左衛門が従来の突取法に代わる網取法を紀州より導入,津呂,椎名(現,室戸市)と幡多郡窪津(現,土佐清水市)を漁場に発展した。…

※「多田五郎右衛門」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

梅雨の季節に入ること。つゆ入り。毎年6月中旬~7月中旬の約1ヵ月間,九州から東北地方は梅雨の季節に入る。これは,北方のオホーツク海高気圧と南方の小笠原高気圧とに挟まれて,揚子江流域から九州,四国,本州...

入梅の用語解説を読む