多田留治(読み)タダ トメジ

20世紀日本人名事典 「多田留治」の解説

多田 留治
タダ トメジ

大正・昭和期の社会運動家 日本共産党名誉幹部会委員。



生年
明治41(1908)年7月8日

没年
平成3(1991)年7月5日

出生地
兵庫県加古郡高砂町鍵町(現・高砂市)

学歴〔年〕
高小〔大正11年〕卒

経歴
大正13年三菱製紙高砂工場の労働組合工友会結成に参加し、ストライキでは指導者として活躍。昭和4年共産党に入党し、5年検挙された。20年共産党兵庫県常任委員となり、34年から18年間県委員長を務めた。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「多田留治」の解説

多田留治 ただ-とめじ

1907-1991 大正-昭和時代の労働運動家。
明治40年7月8日生まれ。大正13年三菱製紙の労働組合高砂工友会にはいり,昭和3年高砂消費組合の設立に参加。組合同盟播州(ばんしゅう)連合会常任執行委員となり,4年共産党に入党。翌年検挙され,懲役8年。戦後,共産党兵庫県委員長をつとめ,幹部会委員。平成3年7月5日死去。83歳。兵庫県出身。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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