デジタル大辞泉 「夜の衣を返す」の意味・読み・例文・類語 夜よるの衣ころもを返かえ・す 夜の衣を裏返して着て寝る。夢で恋しい人に会えるという俗信による。「―・しわび給ふ夜な夜な」〈狭衣・四〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「夜の衣を返す」の意味・読み・例文・類語 よる【夜】 の 衣(ころも)を返(かえ)す 夜の衣を裏返しに着て寝る。こうすると、恋しい人に夢で会えるという俗信があった。[初出の実例]「いとせめて恋しき時はむば玉の夜の衣をかへしてぞきる〈小野小町〉」(出典:古今和歌集(905‐914)恋二・五五四) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例