精選版 日本国語大辞典 「夢が覚める」の意味・読み・例文・類語
ゆめ【夢】 が 覚(さ)める
- ① 眠りからさめて夢が消える。
- [初出の実例]「よろしう、おこたり給ふさまにうけたまはりしかば、思ひ給へたゆみたりし程に、ゆめもさむるほど侍るなるを」(出典:源氏物語(1001‐14頃)夕霧)
- ② 心の迷いが消える。正常な精神状態にもどる。正気づく。目ざめる。
- [初出の実例]「おくりとのは、ゆめのさめたるこころをなされ」(出典:説経節・をくり(御物絵巻)(17C中)一三)
〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...
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