夢が覚める(読み)ゆめがさめる

精選版 日本国語大辞典 「夢が覚める」の意味・読み・例文・類語

ゆめ【夢】 が 覚(さ)める

  1. 眠りからさめて夢が消える。
    1. [初出の実例]「よろしう、おこたり給ふさまにうけたまはりしかば、思ひ給へたゆみたりし程に、ゆめもさむるほど侍るなるを」(出典:源氏物語(1001‐14頃)夕霧)
  2. 心の迷いが消える。正常な精神状態にもどる。正気づく。目ざめる。
    1. [初出の実例]「おくりとのは、ゆめのさめたるこころをなされ」(出典:説経節・をくり(御物絵巻)(17C中)一三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

生命維持活動に必須なエネルギーの獲得や,成長に必要な有機材料を合成するために生体内で起るすべての生化学反応の総称。複雑な分子を単純な分子へ分解してゆく過程でエネルギーを獲得する分解代謝または異化 (カ...

代謝の用語解説を読む