大い(読み)オオイ

デジタル大辞泉 「大い」の意味・読み・例文・類語

おおい〔おほい〕【大い】

《「おお(大)き」の音変化》
[形動ナリ]
大きいさま。
「―なる木どものもとに車を立てたれば」〈・一四二〉
程度のはなはだしいさま。状態が、ふつうよりもまさっているさま。→大いなる大いに
「―なるわざし給ふなるを」〈宇津保藤原の君〉
[接頭]人物を表す名詞に付く。
同じ官職位階のうち上位であることを表す。「大いもうちぎみ」「大い三つの位」
年長の人であることを表す。「大いとの」「大いぎみ」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android