大いに(読み)オオイニ

デジタル大辞泉 「大いに」の意味・読み・例文・類語

おおい‐に〔おほい‐〕【大いに】

[副]《形容動詞「大いなり」の連用形から》非常に。はなはだ。たくさん。「大いに感謝している」「今夜大いに飲もう」
[類語]たいへんとても非常にはなはだきわめてすこぶるごく盛ん大層至って至極しごくいとも実にまことにいたく・ひどく・恐ろしくすごくものすごく滅法めっぽうさんざっぱらさんざんさんざこってりめためた異常極度桁外れ桁違い並み外れ格段著しい甚だしいすごいものすごい計り知れない恐ろしいひどいえらい途方もない途轍もないこの上ない筆舌ひつぜつに尽くしがたい言語げんごに絶する言語ごんごに絶する並並ならぬ一方ひとかたならずめちゃくちゃめちゃめっちゃ底抜け恐るべきこよなく殊の外ひときわ特段度外れ法外べらぼうとんでもない類がない比類ない無上よっぽど度が過ぎる行き過ぎどえらい飛び切り段違い圧倒的かけ離れる

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精選版 日本国語大辞典 「大いに」の意味・読み・例文・類語

おおい‐におほい‥【大に】

  1. 〘 副詞 〙 ( 「おおきに(大━)」の変化した語 ) 物の量や数が大であること。また、物事の程度のはなはだしいさまを表わす語。
  2. 非常に。はなはだ。
    1. [初出の実例]「南鐐が三つ紙につつみ入あり。釆遊大に悦び」(出典:洒落本・酔姿夢中(1779))
  3. 盛んに。気のすむほど。
    1. [初出の実例]「それらをは大いにあてがひて、拍子をこし」(出典:曲附次第(1423頃))

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