大伴百世 おおともの-ももよ
?-? 奈良時代の官吏。
天平(てんぴょう)初期に大宰大監(だざいのだいげん)をつとめ,大伴旅人(たびと)・家持(やかもち)父子と親交をもつ。兵部少輔,美作守(みまさかのかみ)をへて,天平15年(743)筑紫鎮西府副将軍,のち豊前守(ぶぜんのかみ)となる。「万葉集」に短歌7首がみえる。名は百代ともかく。
【格言など】恋ひ死なむ時は何せむ生ける日のためこそ妹を見まく欲(ほ)りすれ(「万葉集」)
出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例
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