日本歴史地名大系 「大倉崎村」の解説 大倉崎村おおくらざきむら 長野県:飯山市大倉崎村[現在地名]飯山市大字常盤(ときわ)水沢平(みずさわだいら)(常盤平)の東端の村。大蔵崎(おおくらざき)村とも書く(川中島四郡検地打立之帳)。東は千曲川、西は水田地帯で、集落は平(たいら)より約一〇メートル高く、北は上野新田(うわのしんでん)に接する。村の南方から千曲川東岸関沢(せきざわ)(現飯山市大字瑞穂(みずほ))へ渡る大関(おおぜき)橋は、もと大倉崎の渡として重要な交通路であった。明徳三年(一三九二)三月付の高梨朝高言上状案(高梨文書)に「水内郡常岩北条大蔵崎内柏尾分之事」とあるのが初見。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by