大倉蘭新田(読み)おおくらあららぎしんでん

日本歴史地名大系 「大倉蘭新田」の解説

大倉蘭新田
おおくらあららぎしんでん

[現在地名]沼田市奈良町ならまち

奈良村の北にあり、西は発知ほつち川を隔てて発知新田・下発知村、北は上発知村、東は天神組てんじんぐみ(現利根郡川場村)南東秋塚あきづか村。蘭集落は発知新田から奈良村へ通じる道が発知川を渡った所、同川左岸沿いに一塊となってあり、大倉集落は蘭の東方、発知川支流、南流する大倉川の上流域の高原状山麓に散在する。寛永二〇年(一六四三)頃から新田として開発され(池田村誌)、貞享二年(一六八五)奈良村より分離。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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