日本歴史地名大系 「大倉銀山」の解説 大倉銀山おおくらぎんざん 秋田県:雄勝郡稲川町大倉村大倉銀山[現在地名]稲川町大倉大倉村の東方、標高二〇〇―三〇〇メートルの山地にある。万覚帳(稲川町史)に宝暦三年(一七五三)の開坑と伝え、最盛期の寛政五年(一七九三)には一ヵ月六千貫前後の出鉱をみ、戸数三〇〇余を数えた。天保の凶作で衰退して天保六年(一八三五)廃鉱となる。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by