大傘(読み)オオガサ

デジタル大辞泉 「大傘」の意味・読み・例文・類語

おお‐がさ〔おほ‐〕【大傘/大×笠】

柄の長い大きな傘。特に、儀式の際、先行貴人に後ろからさしかける柄の長い大きな傘。

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精選版 日本国語大辞典 「大傘」の意味・読み・例文・類語

おお‐がさおほ‥【大傘・大笠】

  1. 〘 名詞 〙 大きなかさ。広く開き、柄が長い。雨を避けるほかに、儀式のときなど後から貴人にさしかけた。〔延喜式(927)〕
    1. [初出の実例]「なにごとにかとて見ればおほがさの絵(かた)をかきて、人は見えず」(出典枕草子(10C終)二三八)

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