大入村(読み)だいにゆうむら

日本歴史地名大系 「大入村」の解説

大入村
だいにゆうむら

[現在地名]二丈町福井ふくい

福井村の北東に位置し、東は佐波さなみ村、南は真名子まなこ村。海に面し、北端はい崎。唐津街道が通る。寛文四年(一六六四)の肥前唐津藩主大久保忠職の領知目録(寛文朱印留)に村名がみえ、元禄国絵図では高四五五石余。領主変遷深江ふかえ村と同じ。天保三年(一八三二)の中津藩領郷村高帳下書でも高四五五石余。寛政七年(一七九五)中津藩主奥平昌高が配崎に唐船見張番所を設けた(二丈町誌)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android