大原西庄(読み)おおはらにしのしよう

日本歴史地名大系 「大原西庄」の解説

大原西庄
おおはらにしのしよう

大原郷中の荘園であるが、詳細は不明である。「華頂要略」に

<資料は省略されています>

とあり、文和元年(一三五二)には平等房領である。これは後青蓮院慈玄から譲られたものだから、慈玄の没した正安三年(一三〇一)頃には平等房領となっていたのであろう。更に妙法院文書によると、応永一六年(一四〇九)には妙法院領である。

<資料は省略されています>

天台宗延暦寺はひざ元にある大原の地に大きな力を振るっていた関係上、大原西庄も青蓮院や妙法院といった天台門跡寺院に伝領されていったと推定される。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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