大名広路(読み)だいみようこうじ

日本歴史地名大系 「大名広路」の解説

大名広路
だいみようこうじ

[現在地名]福井市順化一丁目

福井城の西、四の丸堀外に沿って南北に走る広路で、貞享二年(一六八五)福居御城下絵図に道幅一〇間と記され、文化三年(一八〇六)の御城下之図(松平文庫蔵)に広路名がみえる。万治二年(一六五九)御城下之図によれば、府中館(跡地は現武生市)を預かる本多内蔵助(四万石)筆頭に、永見帯刀(一万三千石)・松平主馬(六千石)・本多左近(五千石)・牧野主殿(四千石)など家老以下大身の広大な邸宅が並ぶ。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 跡地

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む