大嘗祭と政教分離

共同通信ニュース用語解説 「大嘗祭と政教分離」の解説

大嘗祭と政教分離

大嘗祭だいじょうさい政教分離 平成の代替わりでは、大分県や鹿児島県など各地で、知事らが大嘗祭などへ公費で参列したことの違憲性を問う訴訟が相次いだ。いずれも原告が敗訴し、最高裁合憲と判断された。一方、即位の礼や大嘗祭への国費支出差し止めと違憲確認などを求めた訴訟の控訴審判決で、大阪高裁は1995年、原告側の控訴を棄却したが、大嘗祭について「政教分離規定に違反するのではないかとの疑義は一概には否定できない」とした。昨年の代替わりを巡っては、市民らが2018年、大嘗祭の違憲性を問う訴訟を東京地裁に起こした。

更新日:

出典 共同通信社 共同通信ニュース用語解説共同通信ニュース用語解説について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android