疑義(読み)ぎぎ

精選版 日本国語大辞典 「疑義」の意味・読み・例文・類語

ぎ‐ぎ【疑義】

〘名〙 意味内容などがはっきりしないこと。疑問に思われる事柄
黄葉夕陽邨舎詩後編(1823)三・冬夜読書「閑収乱帙疑義、一穂青灯万古心」
硝子戸の中(1915)〈夏目漱石〉三四「彼等友人が其家庭に対して採るべき方針に就いての疑義(ギギ)を私に訊かうとした」 〔後漢書‐鄭玄伝〕

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デジタル大辞泉 「疑義」の意味・読み・例文・類語

ぎ‐ぎ【疑義】

意味・内容がはっきりしないこと。疑問に思われる点。「疑義をただす」「疑義を抱く」
[類語]疑い疑問疑惑疑念疑心不審懐疑猜疑狐疑疑団疑点半信半疑容疑嫌疑

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普及版 字通 「疑義」の読み・字形・画数・意味

【疑義】ぎぎ

疑問のところ。問題点。晋・陶潜〔居を移す、二首、一〕詩 曲、時時(じじ)に來(きた)り 抗言在昔を語る 奇共に欣賞し 疑義相ひ與(とも)に析(わか)つ

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