大学予備門(読み)ダイガクヨビモン

デジタル大辞泉 「大学予備門」の意味・読み・例文・類語

だいがく‐よびもん【大学予備門】

第一高等中学校、のちの第一高等学校前身東京大学の予備機関として、東京開成学校普通科・官立東京英語学校を併せて、明治10年(1877)成立。明治19年(1886)分離独立し、第一高等中学校となった。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「大学予備門」の意味・読み・例文・類語

だいがく‐よびもん【大学予備門】

旧制第一高等学校の前身。開成学校から分離して、明治六年(一八七三)東京外国語学校設置。さらに同校から英語科が分離して、同七年東京英語学校設置。同一〇年、東京大学設置に伴い英語学校を東京大学予備門改称。同一九年、東京大学から分離独立して第一高等中学校となり、同二七年に第一高等学校と改称された。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android