日本歴史地名大系 「大宮前新田」の解説 大宮前新田おおみやまえしんでん 東京都:杉並区大宮前新田[現在地名]杉並区宮前(みやまえ)一―五丁目・西荻南(にしおぎみなみ)一―二丁目上高井戸(かみたかいど)村の北西に位置する。江戸時代初めまで千町(せんちよう)野と称された武蔵野原野であったが、万治年中(一六五八―六一)野守に任じられていた豊島郡関(せき)村(現練馬区)八郎左衛門らが開拓、寛文一二年(一六七二)検地が行われたという(風土記稿)。元禄郷帳に村名がみえ、高四七二石余。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by