20世紀日本人名事典 「大宮智栄」の解説 大宮 智栄オオミヤ チエイ 明治〜昭和期の尼僧 元・善光寺上人;浄土宗大僧正。 生年明治18(1885)年6月1日 没年昭和59(1984)年7月5日 出身地京都府 経歴旧華族大宮以季の娘として生まれ、明治30年に12歳で得度。同33年に大本願入り。同45年に副住職、大正元年10月、119世善光寺上人・大本願住職に就任した。昭和7年台湾善光寺を開設。13年から京都・光照院門跡を兼務するなど、全国で布教活動を続けた。36年10月、終身制の伝統を破って善光寺上人・大本願住職を引退した。この間、全日本仏教尼僧法団初代総裁や、仏教婦人救護会総裁などを務めた。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報 Sponserd by
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「大宮智栄」の解説 大宮智栄 おおみや-ちえい 1885-1984 明治-昭和時代の尼僧。明治18年6月1日生まれ。13歳で長野の善光寺に入山,得度。大正2年善光寺大本願法主(ほっす),善光寺上人,住職となる。台湾や長野県上山田町に別院をひらき善光寺信仰をひろめた。仏教婦人救護会総裁,全日本仏教尼僧法団総裁。昭和59年7月5日死去。99歳。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by