開設(読み)カイセツ

デジタル大辞泉 「開設」の意味・読み・例文・類語

かい‐せつ【開設】

[名](スル)新しい施設設備などをこしらえること。また、新たにその運用を開始すること。「新駅を開設する」「口座開設する」
[類語]発足発会生まれる誕生出来る結成創業創設創始創立新設設立開業始業

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「開設」の意味・読み・例文・類語

かい‐せつ【開設】

  1. 〘 名詞 〙 設備や施設などを新しく設けること。また、新しく作って、その運用を始めること。新設。⇔閉鎖。〔改正増補和英語林集成(1886)〕
    1. [初出の実例]「明年の三月を期して国会を開設(カイセツ)する勅書が出て」(出典花間鶯(1887‐88)〈末広鉄腸〉下)
    2. [その他の文献]〔孔安国‐尚書序〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「開設」の読み・字形・画数・意味

【開設】かいせつ

新たに設ける。漢・孔安国〔尚書の序〕室の興するや、學を開設し、旁(あまね)く儒を求めて、以て大(たいいう)を闡(ひら)く。

字通「開」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android