大専坊(読み)だいせんぼう

防府市歴史用語集 「大専坊」の解説

大専坊

 防府天満宮[ほうふてんまんぐう]には、9つほど天満宮の世話をする社坊[しゃぼう]があったのですが、大専坊はこれらをとりまとめる社坊でした。また、毛利元就[もうりもとなり]が大内義長おおうちよしなが]を攻める時、大専坊で指揮をとっていたこともあります。幕末には、諸隊のひとつ遊撃隊[ゆうげきたい]が本部を置きました。 防府天満宮の社坊の中で、ただ1つ現在も建物が残っています。

出典 ほうふWeb歴史館防府市歴史用語集について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android