大嵩崎村(読み)おおつきむら

日本歴史地名大系 「大嵩崎村」の解説

大嵩崎村
おおつきむら

[現在地名]松本市里山辺 大嵩崎

小笠原氏の本城林大はやしおお城の南斜面と小城との間の谷にあり、北西に口を開いている。林の館側から林の大城に登る搦手の道が村内にあり、林大城の東の尾根に通じている。傾斜地で、林城の要害地の一部とみられる。初め林村に属していたが、慶安検地後、寛文八年(一六六八)に分離し、元禄一五年(一七〇二)には二六石八斗二升三合と高付けされている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android