精選版 日本国語大辞典 「大弦急なれば小弦絶ゆ」の意味・読み・例文・類語 たいげん【大弦】 急(きゅう)なれば小弦(しょうげん)絶(た)ゆ 琴、琵琶などの弦を張るのに、大弦を強くかければ小弦は切れてしまう。民を治めるには寛容が大切で、あまりに過酷な政治を行なえば、民を疲れさせ国を滅ぼすもとになるばかりであるというたとえ。[初出の実例]「大絃急時者小絃不レ堪」(出典:古事談(1212‐15頃)一)[その他の文献]〔後漢書‐陳寵伝〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例