日本歴史地名大系 「大弦津村」の解説 大弦津村おおつるつむら 高知県:高岡郡窪川町大弦津村[現在地名]窪川町大鶴津(おおつるつ)小弦津(こつるつ)村の南、六川(むかい)山(五〇七メートル)の東麓に位置する。冠(かんむり)岬と愛山の鼻(あいやまのはな)との間にある狭長な海辺の村。「仁井田郷談」(「南路志」所収)によれば古くは仁井田(にいだ)庄志和(しわ)郷七村の一。天正一七年(一五八九)の仁井田之郷地検帳には村としてではないが大鶴津の地域名がみえ、地積一町九反余、ヤシキ四筆ですべて志和分。元禄地払帳では総地高二三石余、うち本田高一九石余、新田高四石余。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by