大慶油田(読み)タイケイユデン

関連語 大慶 服部

最新 地学事典 「大慶油田」の解説

ダーチンゆでん
大慶[大庆]油田

Daqing oil field

中国東北地区のハルビンチチハルの間にある油田群の総称。1952年に発見された中国最大の油田。近年,生産量の減退や水の産出などの問題を抱えているが,既存坑井間への追掘・水圧入・ガスリフトなどの実施により,92年までの十数年間5,500万t規模の年間生産量を維持。産出層は主として古第三系の河川成~湖成砂岩。産出油は比重0.86と中質油であるが,ワックス分22.4%と富み,流動点が32.5℃と高い特徴を有する。可採埋蔵量は13億kLと見積もられている。

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たいけいゆでん
大慶油田

ダーチン(大慶)油田

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「大慶油田」の意味・わかりやすい解説

大慶油田
たいけいゆでん / ターチンユーティエン

中国、黒竜江省ハルビンの西方にある世界屈指の大油田。1959年に発見され、1963年生産が開始された。当時の状勢下で自力更生スローガンを掲げ、中国独自の技術開発が推進された。世界の大油田にほとんど例のない陸成層中に油層があり、重質油を産出する。

[田中正三]

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デジタル大辞泉プラス 「大慶油田」の解説

大慶(たいけい)油田

中国北東部、黒竜江省にある油田。1959年発見。規模は同国最大級。ターチン油田。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「大慶油田」の意味・わかりやすい解説

大慶油田
だいけいゆでん

「ターチン(大慶)油田」のページをご覧ください。

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世界大百科事典(旧版)内の大慶油田の言及

【黒竜江[省]】より

…解放後ハルビンは本省の行政中心となるとともに,発電用タービンなどの重工業が発展し,またチチハルも輸送用機械等の工業が,牡丹江は製紙を主体として,いずれも近代的工業都市に成長し,大興安嶺北部から小興安嶺にかけては用材,パルプ材の生産が盛んとなり,伊春などに製材業の中心がある。地下資源では鶴崗,双鴨山,鶏西,七台河の炭鉱に加えて,1959年,安達市で大慶油田が発見され,中国最大の油田に成長した。79年,安達市は大慶市と改称された。…

【大慶】より

…浜洲鉄道(ハルビン~マンチュリー)に沿い,通譲線(通遼~譲湖路)が分岐,北京,撫順,大連までパイプラインが通じる。【河野 通博】
[大慶油田]
 ハルビンの北西約160km,チチハルの南東約120kmに位置し,20以上の油田で構成される油田群の総称。1959年に発見されたが,開発の成功は64年に初めて中国政府によって発表された。…

【李四光】より

…地質力学の創始者として有名である。1952年に新政府の下で地質部が置かれたが,彼はその部長となり,大慶油田の開発を推進した。58年に共産党に入党し,中央委員に選ばれた。…

※「大慶油田」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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