大新道(読み)おおしんみち

日本歴史地名大系 「大新道」の解説

大新道
おおしんみち

[現在地名]加賀市大聖寺大新道だいしようじおおしんみち

新屋敷しんやしきの南から全昌ぜんしよう寺門前に至る間にある足軽居住地。万治四年(一六六一)実性じつしよう院が藩主前田家菩提寺としておか村から下屋敷したやしきに移され、城下から寺に至る二本の新道が付けられたが、当地はその東側の道に沿う町である。天明六年(一七八六)大聖寺絵図によると通り両側が各一五戸に区切られ、徒士六戸と残りは足軽屋敷であった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android