大旨・概(読み)おおむね

精選版 日本国語大辞典 「大旨・概」の意味・読み・例文・類語

おお‐むね おほ‥【大旨・概】

[1] 〘名〙 物事の最も重要な部分。また、大体の主旨。主たること。
書紀(720)推古一二年四月(寛文版訓)「三宝は仏(ほとけ)・法(のり)・僧(ほうし)なり。則ち四の生(うまれ)の終の帰(よりどころ)万国の極宗(ヲホムネ)なり」
[2] 〘副〙 おおよそ。だいたい。あらまし
※大日経義釈延久承保点(1074)四「其の形(かた)ち大抵(オホムネ)相ひ似たり」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android