デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「大森英秀」の解説 大森英秀 おおもり-てるひで 1730-1798 江戸時代中期-後期の装剣金工。享保(きょうほう)15年生まれ。大森英昌(てるまさ)の甥(おい)。英昌に師事し,のち養子となり大森派3代をつぐ。浪頭を鋤(すき)下彫りで立体的にみせる大森浪とよばれる独特の彫りや,金梨子地(なしじ)象眼などの彫法を考案した。寛政10年4月死去。69歳。江戸出身。通称は喜惣次。号は一濤斎,竜雨斎。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例