大様らか(読み)おおようらか

精選版 日本国語大辞典 「大様らか」の意味・読み・例文・類語

おおよう‐らか おほヤウ‥【大様らか】

〘名〙 (形動) (「らか」は接尾語)
① 細かいことにこだわらないさま。おおらか。
※類従本愚秘抄(1314頃)下「歌判詞などは〈略〉只大やうらかに書きなすべきなり」
② ぼんやりしたさま。気のないさま。
六波羅殿御家訓(13C中)第一七条「大様らかに返事しつれは、無本意思也」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android