日本歴史地名大系 「大殿井村」の解説 大殿井村おおどのいむら 千葉県:野田市大殿井村[現在地名]野田市大殿井横内(よこうち)村の南東に位置する。明暦四年(一六五八)の吉利支丹出申国所之覚(契利斯督記)には一色宮内(直房)知行の「大トノヘ村」に四、五人のキリシタンがいたと記されている。貞享元年(一六八四)の直房の遺言書(流山市史研究)では子の直政に新田分として当村などが分与されている。元禄一三年(一七〇〇)頃の下総国各村級分には野田町の枝郷として村名がみえ、旗本松平領とあるが無高。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by