大物見(読み)おおものみ

精選版 日本国語大辞典 「大物見」の意味・読み・例文・類語

おお‐ものみおほ‥【大物見】

  1. 〘 名詞 〙 多くの兵を率いて敵の状況をさぐりに出ること。また、その人。
    1. [初出の実例]「板垣家中の侍を六十騎、歩者(かちもの)一人もそへず、大物見をこし、如何かにも敵陣近く参り見て帰るべし、と下知せらるる」(出典甲陽軍鑑(17C初)品二七)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む