大礫(読み)だいれき(その他表記)cobble

翻訳|cobble

岩石学辞典 「大礫」の解説

大礫

直径が64mmから256mmの間の範囲の岩石破片.boulderとpebbleの中間である[Wentworth : 1922, Pettijohn : 1949].

出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の大礫の言及

【レキ岩(礫岩)】より

…直径2mm以上の砕屑物質をレキ(礫)といい,レキが基質によって膠結(こうけつ)されたものがレキ岩である。レキ岩は堆積岩の一種である。基質には砂,泥,石灰質物質やケイ質物質がある。レキの割合が50%以上を占めるものをレキ岩といい,それ以下の場合にはレキ質と呼ぶが,野外ではレキの割合が数十%以上のものはレキ岩に含めていることが多い。日本にはレキ岩がよく発達していて,ほとんどが砂質基質からなる。レキ種が1種のときは単成(単元)レキ岩,2種以上のときは複成(多元)レキ岩という。…

※「大礫」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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