凝灰角礫岩(読み)ギョウカイカクレキガン

岩石学辞典の解説

凝灰角礫岩

火山角礫岩で,多量の凝灰岩の基質の中に熔岩の岩片が含まれているもの.角礫岩質凝灰岩(Brecciated tuff)とは異なる[Loewinson-Lessing : 1898, Norton : 1917].粗粒の角礫状火山砕屑物と,間を埋める火山灰質の基地からなる火山砕屑岩をいう.ウェントワースたちの分類では径32mm以上の岩片をかなり含むが,基地の細粒物質が過半を占めるものをいう[Wentworth & Williams : 1930-1932].半分以下のものは火山角礫岩である.フィッシャーの分類では,2mm以下の火山灰,64~2mmの火山礫,64mm以上の火山塊をほぼ等量ずつ含む火山砕屑岩をいう[Fisher : 1960, 片山ほか : 1970].

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大辞林 第三版の解説

ぎょうかいかくれきがん【凝灰角礫岩】

火砕岩の一種。多量の火山灰が直径64ミリメートル 以上の火山岩塊の間を埋めて固結してできた岩石。

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精選版 日本国語大辞典の解説

ぎょうかい‐かくれきがん ギョウクヮイ‥【凝灰角礫岩】

〘名〙 火山砕屑(さいせつ)岩の一種。火山岩塊などが火山灰によって固結されているもの。岩塊の量が全体の半分以下の場合をいう。

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