大神甚五平(読み)おおがみ じんごべい

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「大神甚五平」の解説

大神甚五平 おおがみ-じんごべい

?-? 江戸時代後期の陶工
亀山(甕山(かめやま))焼の創始者。文化元年(1804)肥前長崎の垣根山で仲間3名と水甕を製作した。長崎奉行保護をうけ,11年よりひとりで白磁染め付けの製品をやき,文政元年(1818)ごろから亀山焼と称した。幕府への献上品や各藩の注文もおおかったが3代でとだえた。名は甚五兵衛とも。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android