大袿(読み)オオウチキ

デジタル大辞泉 「大袿」の意味・読み・例文・類語

おお‐うちき〔おほ‐〕【大×袿】

ゆきたけなどを大きく仕立てた袿。ろくとして与えられるもので、着るときは普通の袿に仕立て直す。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「大袿」の意味・読み・例文・類語

おお‐うちきおほ‥【大袿】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「おおうちぎ」とも ) ゆき、たけなどを大きく仕立てた袿。祿などに賜わるもので、着る時、普通の袿に仕立て直す。
    1. [初出の実例]「正月一日二条のきさいの宮にて、白きおほうちきたまはりて」(出典:後撰和歌集(951‐953頃)春上・一・詞書)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む