最新 地学事典 「大複背斜」の解説
だいふくはいしゃ
大複背斜
megaanticlinorium
第一級の複背斜。対語は大複向斜。大複背斜を構成する第二級のものを複背斜と呼ぶ。これらは大複背斜の走向に斜交する方向をもち雁行配列を示す。複背斜を構成する地層は,主に完全褶曲し,その性質・配列には一定の法則性がみられる(V. V. Beloussov, 1954)。Beloussovは大カフカズ山脈を第一級の複背斜,すなわち大複背斜とし,南に接するクリン盆地を大複向斜であるという。
執筆者:松井 愈
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

