大谷晃一(読み)おおたに こういち

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「大谷晃一」の解説

大谷晃一 おおたに-こういち

1923-2014 昭和後期-平成時代の文芸評論家,作家
大正12年11月25日生まれ。朝日新聞編集委員をへて,帝塚山学院大教授。平成9年同大学長。「続関西名作の風土」で昭和46年日本エッセイスト・クラブ賞。織田作之助ら作家の評伝で知られた。平成26年5月25日死去。90歳。大阪府出身。関西学院大卒。著作に「評伝 梶井基次郎」「大阪文学散歩」「大阪学」など。

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知恵蔵mini 「大谷晃一」の解説

大谷晃一

作家。1923年、大阪府生まれ。関西学院大卒業後、京都新聞社を経て朝日新聞大阪本社に入社。同社を定年退職後は帝塚山学院大学の教授となり、97年から2001年まで学長を務めた。40代で執筆活動を始め、1971年に『続 関西名作の風土』で日本エッセイスト・クラブ賞を受賞。織田作之助や梶井基次郎など作家の評伝も多数手がけ、89年に大阪芸術賞を受賞した。大学での講義をもとに執筆した『大阪学』シリーズでは、大阪の文化や風俗をユニークな視点で分析し、人気を集めた。2014年5月25日、老衰のため死去。享年90。

(2014-5-27)

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