大豆田新町(読み)まめだしんまち

日本歴史地名大系 「大豆田新町」の解説

大豆田新町
まめだしんまち

[現在地名]金沢市大和町だいわまち

梅鉢清水うめばちしようずの西に続き、分れて二筋の東西の通りとその間を結ぶ通りに沿う町。大豆田持筒足軽組地に明治四年(一八七一)町立て。同組地は持筒頭加藤重左衛門の願出により天和二年(一六八二)設けられた。竹田五郎左衛門下屋敷続きで、大豆田村との間に入込みの増泉ますいずみ村領内にあたる(金沢古蹟志)。大豆田大組ともいわれ、建宝二年(一六七四)大組足軽に三人が命ぜられた(「藩国官職通考」加越能文庫)。持筒・持弓頭は同八年に初めて三人が命ぜられ、加藤重左衛門が持筒頭に任ぜられた。のち弓三組・筒四組となった(金沢古蹟志)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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