大釜(読み)おおがま

精選版 日本国語大辞典 「大釜」の意味・読み・例文・類語

おお‐がま おほ‥【大釜】

〘名〙 (「おおかま」とも)
① 大型の釜。
浮世草子日本永代蔵(1688)三「郭巨(くっきょ)が堀出し金の大釜(カマ)あれにて食(めし)も焼(たか)れまじ」
② 年をとった男娼
※雑俳・川傍柳(1780‐83)一「大釜は後ろの家へよく売れる」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の大釜の言及

【甌穴】より

…河床や海岸で,硬い岩石の露出している場合に岩盤の表面に生じるほぼ円形の穴。かめ穴,大釜,ポットホールともいう。穴の大きさや深さは大小さまざまで,数cmから数mに及ぶものまである。…

※「大釜」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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