大鈴(読み)おおすず

精選版 日本国語大辞典 「大鈴」の意味・読み・例文・類語

おお‐すずおほ‥【大鈴】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 銅、または青銅製の鈴に似たもので、上方に細長い柄があり、中に舌がある。鐸(たく)。ぬて。ぬりて。〔十巻本和名抄(934頃)〕
  3. 大形の鈴。⇔小鈴
    1. [初出の実例]「大鈴(オホスズ)小鈴背中にがらつかせて、駆け出す足袋はだしの勇ましく可笑(をか)し」(出典たけくらべ(1895‐96)〈樋口一葉〉四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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