大錦(読み)おおにしき

  • おおにしき おほ‥

精選版 日本国語大辞典の解説

〘名〙 大判の錦絵。縦一尺三寸(約四三センチメートル)、横八寸七分(約二九センチメートル)、大奉書二つ切りの大きさのものをいう。これより大きいものを大大判または倍判といい、小さいものには、間判、中判などがある。
※洒落本・傾城買談客物語(1799)一「哥麿が大にしきへ出るのは今の間だらふ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

世界大百科事典内の大錦の言及

【浮世絵】より

…同年におこった絵暦交換会の流行が直接の契機となったもので,錦繡の華麗になぞらえて〈錦絵〉の美称がつけられた。当初は中判(約29cm×22cm)を標準サイズとしたが,天明年間(1781‐89)以降は大判(大錦,約39cm×26~27cm)が一般となった。何度摺もの摺圧に耐えられるように,用紙も従来の美濃紙などから厚手の奉書紙に代えられ,空摺やきめ出しなど色をつけずに紙に凹凸をつける技法も活用された。…

※「大錦」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

大錦の関連情報