大阿羅漢(読み)ダイアラカン

デジタル大辞泉 「大阿羅漢」の意味・読み・例文・類語

だい‐あらかん【大×阿羅漢】

阿羅漢の中で最もすぐれた者。また、阿羅漢の尊称

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「大阿羅漢」の意味・読み・例文・類語

だい‐あらかん【大阿羅漢】

  1. 〘 名詞 〙 仏語。阿羅漢のうち、最もすぐれたもの。また、阿羅漢を尊敬していう語。
    1. [初出の実例]「声聞乗といは、はじめ不浄数息を観ずるより、をはり四諦の観にいたるまで、ときは三生、をそきは六十劫に、四向三果のくらゐをへて、大阿羅漢の極位にいたる也」(出典:往生大要抄(1212頃))
    2. [その他の文献]〔阿彌陀経〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android