大雷神社(読み)おおいかずちじんじや

日本歴史地名大系 「大雷神社」の解説

大雷神社
おおいかずちじんじや

[現在地名]吉田町河内

河内川上流の谷あい山裾に立地する。祭神は石折神・根折神・石筒之男神など八神。旧村社。

延宝九年(一六八一)の「吉田古記」には「電宮」と記し、神体は鏡としている。同書所収の棟札写に寛正五年(一四六四)、文明一二年(一四八〇)、永正四年(一五〇七)のものがあり、当時活発に建造再建が行われたことがうかがえる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android