日本歴史地名大系 「雷電宮」の解説 雷電宮らいでんぐう 青森県:東津軽郡平内町福館村雷電宮[現在地名]平内町福館 雷電岸小湊(こみなと)川の下流汐立(しおだて)川の河口の左岸にある。祭神は別雷命で旧郷社。由緒の棟札の写に次のようにある。<資料は省略されています>社伝によれば大同二年(八〇七)坂上田村麻呂の建立とあるが伝説の域を出ない。明暦二年(一六五六)黒石領分知の時造立しなおし、寛文二年(一六六二)領主より社料として米五俵永代奉納、延宝元年(一六七三)火災により社堂縁起類焼失、翌二年公費で再建する。以来平内地方の総鎮守として明治に至る。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報