大頓(読み)おおとん

日本歴史地名大系 「大頓」の解説

大頓
おおとん

[現在地名]具志頭村大頓

具志頭ぐしちやん玻名城はなしろの北側に位置する。旧士族が移り住んでできた屋取集落で、ウフトゥンとよんだ。一九世紀の初め頃に首里系士族の大宜野座小の一家が移住したのが最初と伝える。一九九一年(平成三年)に完成した県営団地以外の大頓住民のほとんどが屋宜姓である。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 クチャ

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android