おお‐とびおほ‥【大飛】
- 〘 名詞 〙
- ① 大きく飛ぶこと。高く飛ぶこと。また、順を追わずに高い段階へ一度に進むこと。
- [初出の実例]「夫命消そこなへは露の玉 暮の蛍か大飛をする」(出典:俳諧・西鶴大矢数(1681)第二七)
- ② ( 「大飛切」の略か ) 飛び抜けてよいこと。極上。
- [初出の実例]「ほんにお約束申ましたっけねへ、今日はしかも大飛(オホトビ)のいい玉子がございます」(出典:人情本・春告鳥(1836‐37)三)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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