大験(読み)たいけん

精選版 日本国語大辞典 「大験」の意味・読み・例文・類語

たい‐けん【大験】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「たいげん」とも ) 大きな効果。いちじるしい効験。よいききめ。
    1. [初出の実例]「筑前守得大験候間、諸人満足仕候。程々御祈念之験存計候」(出典醍醐寺文書‐(年未詳)(室町)六月二八日・大和晴完書状)
    2. 「大かた風薬を用ひて大験(タイケン)を得ますなどと」(出典:浮世草子・風流曲三味線(1706)五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 風薬

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む