天の濃漿(読み)テンノコンズ

デジタル大辞泉 「天の濃漿」の意味・読み・例文・類語

てん濃漿こんず

天から授かった美味な飲み物。甘露。ふつう、酒のことをいう。天のこんずい。
「―とも言ふべきほどの酒をいだし」〈黄・栄花夢

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精選版 日本国語大辞典 「天の濃漿」の意味・読み・例文・類語

てん【天】 の 濃漿(こんず・こんずい)

  1. 天から与えられた美味な飲みもの。甘露。ふつう、上等の酒、また、単に酒の意でいう。
    1. [初出の実例]「『そも天のこんつとは』『これ仙家の酒の名なり』」(出典:光悦本謡曲・邯鄲(1464頃))

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